工房の日々
染織の旅 2026 その3
晴れ女3人旅を何年も続けてきましたが、八ヶ岳山麓では雨となりました。
けれど車の乗り降りの時だけでしたからやっぱり雨には強い。
八ケ岳倶楽部で開催中の真木香さんの個展にお邪魔しました。
真木テキスタイルでお姉さまと一緒に仕事をされて、今は自分の織りの世界を追求してあります。
森の中に繊細なシルクの仕事が溶け込んでいて素晴らしいです。
八ケ岳倶楽部は俳優の柳生博さんがコツコツと森を切り広げて作られたところです。
無くなられた後もご家族が経営されて八ヶ岳山麓の自然を楽しむスポットとなっています。
行きたいと思っていたので、叶って嬉しかったです。
人気のフルーツティーが美味しかったです。
下山後は、お天気も回復して松本市内に戻り松本民藝館を楽しみました。

柳宗悦の民芸運動に共鳴した丸山太郎によって集められた名もなき職人が作った日用品が静かに展示されています。
丸山太郎の言葉 「美しいものが美しい」
町中にありながらも松本民藝館の佇まいは凛として美しかったです。
翌日は旅の最終日。
のんびり松本市内を散策しました。
珍しい秤がいっぱい。
これ、家にあったよなぁ~と、昔の生活を思い出して懐かしかったです。
珍しい秤は繭の雌雄を区別する秤。
雌の方がちょっと思いそうで、交配するときに使うそうです。
この地ならではの秤です。
資料館の奥は松本の商家の佇まいがきれいに保存されていました。
松本市美術館は印象的なドットマークとオブジェで彩れれていました。
世界的アーティスト草間彌生さんですね。
松本が生誕地だそうです(知りませんでした)
残念ながら先ごろ亡くなられましたが、そのせいでしょうか?若者で賑わっていました。

松本、そんなに広くはない街ですから、のんびり散策が楽しかったです。
数年前、松本クラフトを観に行った時に立ち寄ったところにもまた行けました。
今回の信州長野県の旅はシルクにまつわることが多かったです。
養蚕業が、夏は穏やかで冬は長く厳しいこの地の暮らしの中で発展してきた歴史を実感してきました。
翔工房にもたくさんの絹糸があります。
それらが小さな繭を育てることから始まり、美しい糸が生み出されるまでのこと、それを思い浮かべながら使っていかなければと改めて思いました。
連れて行ってくださった江崎さんありがとうございます。
同行された鈴木さんもいつも優しくしてくれてありがとうございます。
