翔工房
Sho Textile Factory

工房の日々dairy note

工房の日々

ちょこっと遠出してきました

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猛暑の中の車の旅は、思い切って九州の一番下まで。
かねてより訪ねたかったところに立ち入寄りながらのんびりと。

先ずは夫の弟が住む水俣へ。
兄弟ですから特別に話が弾むわけではないでしょうが、久しぶりの対面は嬉しそうでした。

そこから少し戻って、霧島高原のお宿へ。
はるかに桜島を眺めるロケーションの良さにうっとり。
夕方の桜島はうっすらでしたが鹿児島まで足を運んだ実感あり。

翌朝は桜島もはっきり見えました(右端上)広々と広がる景色は心まで解放されるようで良いものです。
朝なら涼しかろうと行った霧島神宮。天孫降臨神話の中の神様たちを祀った霧島神社は想像以上の大きさで、アプローチが長く、足が悪い夫には災難でした。
私も暑さでとろけそうでしたが、お目当てのご神木の杉にも会えて嬉しかった。
てっぺんが見えないほどの樹高の高い杉でした。
神社に生える木はどれも精霊が宿っているかのように美しく、じっと見つめ返してくれているように感じます。
おみくじは大吉。そして姶良市在住のITOBA会員、竹ノ内真弓さんのお宅へ。
陶芸家のご主人の素晴らしい作品が並ぶギャラリーと仕事場。
一度お伺いしてゆっくりお話ししたい、、が叶いました。車の中で待つのも辛かろうと夫に声をかけたら、、
ギャラリーに入るなり、さっと手に取った器が焼酎用に良いとご機嫌でした。

今年10月に開催するITOBA vol.5で、竹ノ内さんの美しい針仕事、刺し子が見れるのが楽しみです。
暑い中快くお迎えいただき感謝でした。

ここからひたすら北上、熊本伝統工芸館へ。
「くらしの工芸展」を観に。
何と、長年工房に通われている生徒さんが初出品で熊本市賞に輝いたのです。
会場写真は撮れないので図録から。教室で織っていた時の姿がよみがえって感無量でした。上の写真は織っていた時の写真です。
イランの遊牧民が紡いだ糸をはるか遠くの日本で、賞を頂くほどの立派なマットに織りあげました。

今、皆さんにギャッペ織り椅子敷き体験してもらっている、あの糸です。

私はうちで染織を勉強する方によく言うことがあります。
『一通り染織の勉強が終わったら、日々の生活を彩り楽しむ趣味としてもいいけど、指導者や作家へと高みを目指すのもありだよ』
それを実践してくれたおひとりです。
心からおめでとう。

他にも、いろんなことに挑戦している生徒さん達にも良い結果が待っていることを願います。

この暑い最中の温泉旅行は仕事に没頭する私から夫への罪滅ぼしと計画しましたが、本人はいつものようにあちこち連れまわされてお疲れのようです。
私は気になっていたことが済んだので、また織り三昧の夏休みに戻ります。
おまけの一枚。
高速道路のパーキングで食べた「桜島うどん」
可愛いのでつい注文してしまいました。
さつま揚げを桜島に見立てて噴煙はとろろ芋。
真夏のうどんも乙なものでした。

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