今朝はもっと暖かい服なかったけとたんすを漁りました。
寒くなりましたね。

さてさて、やっと展示会終了のご報告です。
つい数日前のことですが、天候に恵まれほのぼのとした展示会でした。
ご来場いただきました皆様ありがとうございました。

生徒さんが綿を紡いで織った暖簾をくぐると正面に私の茜の巻もの達がお出迎え。
皆さんのわあ～きれいとおっしゃるのがとても嬉しかったです。

生徒さんの新作も含めた新作巻物の数々。
今年はオーバーショットが多かったのでとても華やかでした。

大好評だった「醤油を学ぶ」は一枚も写真を撮っていなかったことが悔やまれます。
参加してくださった方々が口をそろえてよかったと言ってくださったのがとても嬉しいです。
これは絶対もう一度やりたいと思います。
「木綿のハンカチを織ろう」
こちらはたくさんの方に体験して頂きました。
小学3年生と4年生は最後まで根を上げることなく見事に織り上げました。
6歳の子は踏み木に足は届くのですが踏み込めないので、そばで見ていたお父さんが膝に座らせて織りました。
（踏み木を丁寧にふんだのはお父さんでした笑）展示会が終わった翌日には仕上げをして発送しましたのでもうお手元に届いていると思います。

翔工房の作品展は展示販売だけではなく手織りの楽しさを共に体験して頂く機会だと思っています。
春に続いて2回目の取り組みですが多くの方に喜んで頂けたのではないかと思っています。
ご指導は生徒さんがするのですがこれも意外と難しいです。
丁寧、親切に指導する生徒さんに感謝。

逢いたい人が来てくれて、私に会いたいと思う人がはるばる訪ねて来てくれるという何だか温かい人との繋がりを感じる展示会でした。

昔の生徒さんの娘さんが手織り体験に来てくれたのにはびっくりでした。
亡くなられたお母さんの機が部屋にあるんですよと言われていました。
娘さんの織られたハンカチを見てハッとしました。
お母さんが良く使われていた色目でした。
何だか胸がきゅんとなりました。

翔工房はまた日常に戻ります。
織ったり紡いだり染めたりと賑やかに年末まで頑張ります。