工房の日々
源氏物語 いろ にほい かさね ~紫の上~
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やっと完成です。
「アロマ・和の香り」をデザインする香りデザイナー財津園美さんとのコラボレーション企画「源氏物語」から
源氏と麗しき姫たちの恋模様を色・織り・香りを重ねて匂い袋を制作しました。
~紫の上~
≪財津園美≫
春の御方とよばれた紫の上は桜をこよなく愛しました。
源氏から見いだされた時も桜が盛りのころでした。
紫の上をイメージした香りは、桜のイメージのように華やかで上品さは白檀や丁子で、おっとりとものやわらかな様子は、ほんのりとした甘さのバニラや桜葉を加えて仕立てました。
≪田篭みつえ≫
源氏に慈しみ深く育てられ、この上もなく美しい姫となった紫の上。
桜の花のように讃えられる紫の上の十二単姿に思いを馳せると清らかな衣ずれの音が聞こえそうです。
まだ硬い桜の蕾を煎じて染めた桜色の唐衣。襟の重ねに茜、紅花、、藍など草木で染めた糸を織り込みました。
心は平安絵巻の中に。如何でしょうか?
財津さんとは10数年のお付き合いです。
アロマに限らず、和の香り、香道など高いところで仕事される姿に尊敬の念を持っています。
そんな彼女との企みは心躍る時間でした。
春は出会いや別れが多い季節。
思いを込めて贈り物をすることも多いと思います。
香りで誰かの面影の余韻を楽しむのもありですね。
またがんばっている自分への御頬美にも。
麗しき姫 ~紫の上~ お選びいただけたらうれしいです。
お値段は1個4,000円
オンラインショップ、あるいはメール、お電話でお申込みいただけます。
限定15個なので、お早めによろしくお願いします。