工房の日々
挑戦してみたら
work,memory,
何と、入選です。
この歳まで国展など私にはご縁がないと思っていましたけど、、
5月になると古希を迎える私。
この頃、頭の回転も鈍くなってきましたし、体力にも自信がなくなりまして、、
いつまで織物が続けられるのやらと、多少不安にもなるお年頃です。
今のうちにやれること、やりたいことをしておかなければ後がないと思うようになりました。
(それほど暗い気持ではないのですが)
そこで古希を迎える記念に国展に挑戦してみようと思い付きました。
いつもは身に着ける巻物などばかり織っていますが、今回はタペストリーを。
若いころ好きだった山登りの記憶は、今でも目を閉じれば緑の色彩とともに鮮やかに蘇ってきます。
どこまでも続く山並み、苔むした倒木や岩々、遠く微かな獣の気配などなど。
森深く迷路のような道をいつまでも彷徨っていたいと想い描く時間は私の癒しの時間でもあります。
それを形にしてみれば、、
如何でしょうか?
そんな風に見えますでしょうか笑
この歳で、初挑戦、初入選は、ちょっと恥ずかしいのですが良い記念になりました。
始めていただく入選証には、今後の活躍を期待しますと書いてありましたが、、それはちょっと難しいかなぁ~