翔工房
Sho Textile Factory

工房の日々dairy note

工房の日々

連休明けの教室

work,School,

思った通り教室は賑わいました。
私も長い休みの後の教室ですから、さぁ、続きを頑張るぞーって、気合が入りました。

糸が掛っていない織り機が並ぶ殺風景な教室でしたが、後は1台だけしか空いてませんよ~

最初の写真は初めての手紡ぎウール。
2枚つなぎ合わせてポンチョになります。
この方は男性で、農業をしながら地域貢献できたらと手紡ぎと織りを学びに来られてます。
やっと織り機に糸が掛かりました。
経糸は太さがそろっていますが緯糸は紡ぎ始めの太い糸。
そこが良い感じです。
紡ぎ始めの頃の、あたふたしてある姿を思い出します。
田植えが始まる前に完成することを願っています。

2枚目の茶色いのはこれも手紡ぎ。
すでに勉強をされているのですが、ホームスパンを一から学び直してみたいと来られています。
細い糸が紡げるようになりたいとがんばって、やっと経糸が機にかかりました。
次回は織り始められますね。
今まで身についた技術を矯正されるのは辛いと思いますが、
きっとここまで来た甲斐があったと思っていただけると信じています。

3枚目はベテランさんですよ。
普通の高機を竪機仕様にしてマットを織っています。
この頃、新たな取り組みの先駆者となってもらっています。
皆さんが注目する中をモニターのごとく行きつ戻りつしてここまでたどり着きました。

縦に織ることによって緯糸の打ち込みが効き、密度が締まったものになります。
うつむいて織るより体も楽です。
糸はイランから届いたギャッペ糸です。
完成して、機から降ろすのが楽しみです。

今日は3人さんの織りの途中でした。
3人とも熊本から通われています。

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