翔工房
Sho Textile Factory

工房の日々dairy note

工房の日々

小さな花壇から、、綿糸紡ぎ

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先日、綿紡ぎと手織りのWSをしました。
2時間づつ2回の講習で、はてさて形になるのかと心配しましたが皆さん上出来でしたよ。

先ずはいきさつ。

5月頃のこと、いつも体操に通っている地域のコミュニテーセンターの小さな花壇にまだ10センチほどの綿の苗発見。
「あら、綿ですね」と言ったら「え、どうしてわかるのですか」
この会話が始まりでした。
ここの職員さんが前年のクリスマスリースのお飾りについていた綿の種を植えられたそうです。

毎週1回、体操に行くたびに大きくなるのが楽しみで、私の少しばかりの綿栽培のコツなどお話ししているうちに綿ができたら糸紡ぎしようということになりました。

やっと12月、弾けた綿の実が沢山収穫できました~

いよいよWSの始まり。

練習用は収穫した綿ではもったいないので、うちの工房で使っている綿打ちした紡ぎやすいものを使いました。
コマも厚紙とお弁当についてくる竹の丸箸を使います。
皆さん、えって感じでした。

でも2時間ではなかなか紡げません。
コマが回りません。
あれ、あれ、、おかしい、、の連発

皆さん子供のころコマを回して遊んだはずなんですがね~

回らなくても毎日20分間回し続ければきっと紡げるようになりますと励まして、この日は終了。

私は指紋がないのでコマが回せないと嘆いておられた方も一週間後、南高梅位の大きさの玉に紡いでこられました。(指紋よりこの素敵なネイルのせいかもよ、とは言えなかった)

WS、2回目
織り機は厚紙に切り込みを入れたもので。
つまようじが良い働きをします笑

織ったものをちょちょいと細工すれば袋状に。
今回はほんの少ししか紡げなくて小さなお飾り用のポシエットしかできなかったけれど皆さん楽しんでくれて安心しました。

参加くださった方々には綿の種が配られていましたから、もしかしたら来年はたくさん集まって大きなものが作れそうな気もします。
これ、続くと楽しいだろう

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