工房の日々
年の初めに
初日の出を拝む
玄関の戸を開けたその先、島百日紅の枝の先からの最初の輝きが神々しい。
雲一つない空は久方ぶり。
世界中とは言えないけれど日本中くらいの人はこの景色が見れていますようにと手を合わせる。
きっと今年は良い年になるに違いない。
感動の後は足元の霜の冷たさで足がしびれたので、部屋の中でコーヒー飲みながら初日の眩しい光を楽しんだ後、お節の仕上げに掛かりました。米を研いで浸水させている間に、卵焼き作り。
シイタケかんぴょうは年末に煮てました。
菜っ葉はホウレンソウではなく、お雑煮用のかつお菜。
酢飯が出来上がったところで巻き巻きです。
桜でんぶはたくさん入れる。
今年も家族の帰省はなくて、じじとばばの静かな正月です。
なので、お節は二人分、3が日で食べきれる量にして後は好きなものを作ることにしました。
そこで大きな卵焼きが入った巻きずし。
大好きなんです。自分で言うのもなんですが美味しかったです。
食べることで満足すれば、後はすること無し。
夕食も同じものを食べればいい。
家族がたくさん居たころは、正月3が日の記憶と言えば手先がボロボロになるまで台所仕事に追われていたのですが、、
あの大変さを十分味わってきたので、今が幸せ。
で、元旦から仕事場で織物してました~
実は元旦の朝、新年おめでとうのメッセージ確認のための携帯を開いたら、、何と、このhpのオンラインショップからのマフラー購入のお知らせがきてました。
年末にもカシミヤ手紡ぎ網代織マフラーを数点、購入していただきました。
在庫がないものも出てきたので補充のため、紡ぎ、織りを早急に、、
カシミヤ紡ぎも早急に。きっと翔工房のhpを見て、私の拙い文章のブログを見てくださっている方が購入されているのだと思います。
心よりお礼を申し上げます。
お年玉をいただいたような嬉しさで、年明け早々気分は最高です。
歳を重ねるごとに、紡ぐ、織ることの楽しさが増しています。
物つくりの少しばかりの自信もついてきました
今年もどなたかの手元にお届けできることを楽しみに手を動かしたいと思います。
今年もどうぞよろしくお願いします。