工房の日々
8月の始まりに
猛暑続きで8月となりました。
シンボルツリーの島百日紅の花が咲き始めました。
8月に真っ白い花が咲く、、、この文句に胸キュンでお迎えしました。
なかなか根付かず、やっと芽吹いた葉も枯れかけてすべて切り落とすという可哀そうなことがありました。
その後、見事に復活してくれて、さらに枝の先一面に蕾を付けてくれたときは涙が出ましたよ。
、、でもまた、この猛暑に痛めつけられています。
葉が黄色に枯れてパラパラ落ちていても何もしてあげられなくて、根元に水をためてやるくらいしかできません。
それでも花が咲き始めました。
葉っぱを落としたのは花に栄養を活かせるため?
猛暑よされ、雨夜降れと願う日々ですが天気予報ではこの先もずっと猛暑とか。
多分枯れるんだろうな。
見上げるたびに胸が痛みます。
先日のこと。
母娘さんで手織り体験に来られました。
何と84歳で初めての体験。
手と足との連動がなかなか呑み込めない様子でしたが一日良く頑張られました。
絵や書道をされている方なので色選びはお見事。
マフラー完成後の写真の笑顔がとても素敵でした。仲の良い母娘さんと一日一緒に過ごして、心和む一方、自分の親不孝さをしみじみ反省しました。
施設で暮らす母はコロナ過で会えないうちに私のことは忘れてる。
もっと一緒にいてあげればよかったと後悔ばかりです。木が枯れるとか、お年寄りのこととか、で、思い出して古い本を虫干ししてみました。
右は昭和53年発行 吉岡常雄先生
左は昭和57年発行 山崎青樹先生
どちらも実物の染布が張られている貴重な本です。
何度も読み、染めては実物との違いを確かめていましたっけ。
私も古い人間になりましたが、あーでもない、こーでもないと未だ染織遊びしてます。
8月は祈りの月だとか、、いろいろとしんみりする月になりそうな気がします。