工房の日々
記憶の中の景色
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布絵作家の「福永恒子さんの布絵の平和展」に行ってきました。
お盆の準備が気になりましたが今日しかないと、、
会場の久留島武彦記念館(大分県玖珠町)までは、我が家からは高速道路を使えば1時間ほど。
久留島武彦さんって?
調べてみて知りましたが児童文学者で「夕焼けこやけ」の作詞をした方だそうです。
記念館には靴を脱いで入ります。
?と思ったけどすぐにその訳が分かりました。
子供たちがお家で遊ぶように自由に遊べる空間になっているんです。
朝早かったからか、私一人で思う存分布絵を楽しみました。
昭和の日常の風景を切り取った、ほのぼのと心温まる作品の数々。
ああ、来てよかったと思いました。
れんこん堀の布絵は、福永さんのお宅で拝見したことがあります。
5歳くらいだった娘と一緒に伺って、まだ存命中のご主人も交えて楽しいお茶会をしたことを覚えています。
その後いろんなところで展示会をされご活躍でしたがここ最近はご無沙汰しておりました。
昭和のど真ん中あたりを生きてきた人間にとっての原風景を写した布絵。
何度か拝見しているのに、今までのどの時より新鮮で美しく感じました。
あれから私も歳を重ねて、福永さんはもっとお姉さんになって、、
布絵はいつまでも生き生きとして作者のその時の思いを留めているのですね。
8月28日まで開催されています。
ぜひ足をお運びください。