工房の日々
笑顔が最高なんです
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毎年恒例の小学生の伝統工芸を学ぶ体験会がありました。
今年は3年生から6年生までの18名と引率の先生2名。
新しい工房に一度に20名入れるか心配でしたが、うまく収まってくれて安心しました。
まずは少しだけお話します。
人が生きていくために必要な服はどうやって出来るのか、色はどうやって染めているのかなど。
それから楽しい実践。
3班に分かれて、藍染めしたり、手織りをしたり、糸紡ぎしたり。
藍染めでは、
毎年のことですが、子供達、藍液に手を突っ込みなさいと言っても、臭いだの汚いだのと躊躇します。
嫌がる子のひとりの手をつかんでぎゅっと藍液に突っ込んで、もみもみさせて、、(その後、子供は力がないので、ぎゅと絞ってやって、、)さあ、広げてごらんというと、恐る恐る開いていって、、青に染まった瞬間、顔がほころんで笑顔になります。
それを見ていた他の子達、それからは我先にです。笑
織りはどの子も真剣な顔つきです。
指導してくれた翔工房の生徒さんが上手で知らないうちに長く織れていました。
2時間半の授業はあっという間で、青く染まった手で自分が染めたものを満足そうに持って帰っていきました。
学校から歩いて30分の翔工房、天候の良し悪しは重要ですが、未だ一度も雨は降ったことがありません。
11月とは思えないポカポカ陽気の中を帰る子供達に、給食時間に間に合うように早く歩いて、、と手を振ります。
毎回、天の神様ありがとうです。
そして、今回も翔工房の生徒さんにお世話かけました。
ひとりでは染めと織りの両方の指導はできませんが、頼りになる助っ人のおかげで子供たちに良い体験をさせることができているのだと思います。
ありがとうございました。紅葉した島百日紅の下で藍染めを楽しみました。