翔工房
Sho Textile Factory

工房の日々dairy note

工房の日々

教室風景から

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もりもりっと約900グラムの糸が紡ぎあがりました。
これ男性が紡ぎました。
太いの、細いの、シュッとしたの。
個性派揃いです。
これからマントにするべく作業が始まります。
この方についてはまたゆっくりとご紹介します。

4月、新年度の教室はのんびりスタートしました。
あれ?生徒さん少ないねと思ったら、まだ学校は春休み中でしたね。
子供さんのいる方は出てこられませんね。

こんな時は、一人ひとりにじっくり時間をかけて向き合えます。写真は初めての絣くくり。
絣の勉強は先ず緯絣(よこ絣)から。
どうしてこんなふうに括るのか?
よく理解できないで手を動かすのは不安でしょうね。
先に挑戦した方の織りあげたもので説明するのですが??

これは手結絣といって糸をビニール紐で括って染め分けた緯糸を織り込むたびに少しづつずらして模様を作り出しています。
単純だけど自由さがあります。

これを経験しておもしろいと思ったら
次は、経絣(経糸を括って染め分ける)
その次は、経緯絣(経糸と緯糸を括って染め分けた糸を組み合わせて模様を作る)とだんだん複雑になっていきます。
最後は絵絣となります。
絵絣に関しては、長く教室をしていますが挑戦されたのはまだお一人だけです。
そろそろ二人目が出てきてもいいと思うのですが。
せっせとアイロンをかけているのは、ホームスパンのヘリンボーン柄の服地。
これも大仕事でした。

ジャコブという英国産の羊丸々一頭の原毛を洗うところから始めました。

夏の終わりに始まり、春の終わりの今日、アイロンかけてやっと出来上がりました。
お疲れさまでした。
素敵ですよ。今朝の散歩道、お宮さん。
昨日の雷雨で大量に散った桜の花びら。
やっと満開を迎えたばかりだったから見るも無残でした。

昨日は台湾で地震もあって、、自然の美しさ、厳しさが身に染みる年頃になりました。

今日もここに集い、共に織りを楽しめることが幸せと思います。
これからも宜しく。

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