翔工房
Sho Textile Factory

工房の日々dairy note

工房の日々

ギャッペ織りWS始めます

Workshop,School,

ふわふわ、みっちり、、
ギャッペ織り椅子敷きの試織が終わりました。イランから届いた糸は羊そのままの自然色の手紡ぎ糸です。
(自分で紡いだらどれだけ時間がかかるだろう)
写真上のしっかり撚りのかかった糸は経糸です。
木綿糸で織ってもよいのですが、これだと結んだ糸がきっちり締まるのです。
私は手織り用の木枠を使って夜に少しづつ織りました。
織り機で織ると早いのですが、膝にちょこんと乗る木枠ですから、ちょっとの時間でも構えずに始められます。
終わったら紙袋に仕舞って、また明日です。
一段結んで、抑えの緯糸を一段入れて秘密兵器?でトントンと抑えて。右は本場のイランで使われているものですが手にはいりません。
そこで、左は生徒さん用に洋食のナイフをマスキングテープで束ねてみたもの。
なかなかの使い心地です(我ながらよく考えたと自画自賛)

昨年のこと、残り糸が溜まってきたので5~6本づつ束ねてノッテイングで椅子敷きを織っていたら、是非WSしてくださいとの声があちこちで上がりました。

それならばとマット用のしっかりした糸を探しをしていたのですが、なかなか見つからなくて始められずにいました。
ダメもとで教室に織りを習いに来ているギャッペ屋さんに相談したら、何と本場のギャッペ糸の手配をしてくれました。
それならばと本場のギャッペ織りに挑戦してみました。

ノッテイングに比べたら3倍くらい時間がかかるのですが、、面白い。
しかも掛かった時間の分、出来上がりのクオリテーの高さは言うまでもありません。
是非、皆さんにも体験してほしいと思いました。
(本場のギャッペはお高いですよ)

誰でも簡単に覚えられますし、その簡単な動作の繰り返しは、頭の中を空っぽにしてくれるような何とも言えないいい癒しの時間となります。私は毛足を短くしたので木枠で織ったものを2枚つないで長方形のマットにしてみました。
正方形の小ぶりな椅子敷きもいいですね。

ただ時間はかかりますのでWSは2回来てもらわなければなりません。
1回目は織れるところまで。
そしてご自宅で織り上げられたら
2回目は仕上げをします。
(仕上げの洗いをするとガサガサの羊がふわふわの羊に変身します)

すでに生徒さんたちがやり始めていますが面白いらしいです。5月のGW明けからWS始めたいと思います。
講習日はホームページのカレンダーをご覧になって、教室日と書いてある日ならどの日でも大丈夫です。
ただし2回来ないと仕上がりませんので宜しくです。

ギャッペ糸で織る椅子敷き

日時 13:30~16:00
hpカレンダーの教室日から2日選んでください
(1回目と2回目は2週間以上間を空けてください)
講習料 6000円
(2回分です)
前納でお願いします
材料費 5000円前後
(重さによる)
木枠はお貸しします
ご予約 電話・メールにてお願いします
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