翔工房
Sho Textile Factory

工房の日々dairy note

工房の日々

結んで結んで、、トントン

work,

イランの遊牧民が紡いだギャッべ糸で椅子敷きを織り始めました。
秋のイベントに向けての制作です。
昨年、ギャッベに魅せられて、何かにとりつかれたように織っていた日々を思い出しながら。

今年の柄は十字、クロスをモチーフに作っていきたいと思っています。

調べたところ、十字架ほキリスト教のシンボルですが、他に災いから身を守り神秘的な力を与える「守護」の象徴でもあるそうです。ふむふむ、作るのが楽しみになって来ました。

とりあえず白地にグレーとグレー地に白のクロスの椅子敷きを織りあげました。
明日は切り離して仕上げをします。

織り機を竪機にして、結んで結んで、、一列結んだら、次は重いフォークでトントン打ち込みます。
意外と根性がいる仕事なんですよ。
ひたすら単純作業をするのは気持ちが定まっていなければ続きません。
座禅をしているような気持ちです。
(残念ながらいつまで続けても悟りは開けませんけどね)

工房では大幅な織り機の入れ替えをしました。
3台を希望される生徒さんにお譲りして、新たにぐりモグラの8枚綜絖の織り機がやってきました。
ご縁とは不思議なものです。
生涯のうち一度はグリモグラを使ってみたいという願いが叶いました。 先日、生徒さんが二人がかりで組み立てに挑戦してくれました。
20年ほど使われないままになっていたそうですがとても状態が良くて色目もいい感じに枯れています。
この織り機が翔工房にやって来たいきさつは実際に糸をかけて織り始めてからにしましょう。

今日は朝からしとしと雨。
梅雨ですね。
私は待っていたんです。昨年生徒さんが真っ白のアジサイをたくさん持ってきてくれました。
その一枝を根だしをして庭に植えていたのが咲いたのです。
でも白のつもりがほんのりピンクで可愛い子に変身しました。
雨を一杯吸い込んで梅雨の庭を彩ってくださいね。

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