工房の日々
手織り工房 和(なぎ)
冬ごもり展の前の週。
熊本県の高森というところに行ってきました。
長年、翔工房に通われているMさんがこの度「手織り工房 和(なぎ)」を開設されました。
和と書いて「なぎ」と読みます。
ご本人の雰囲気そのものの名前です。
もう6年、熱心に毎週通われただけあって織に関する基礎知識は十分に習得されています。
染めも化学染めから草木染までしっかり勉強されました。
ホームスパンもすんなりと。
今、服地という大物に取り掛かっているところです。
分からないことは口頭で充分だと思うのでそろそろ卒業されてもいいのではと思っていました。
一昨年、巨樹に凝っている私に不思議な形の「高森殿の杉」があるよと教えてくれました。
丁度私も新聞で知って見てみたいと思っていたところでした。
さっそく会いに行きました。
異様な形の杉のパワーに圧倒されたその後、ご自身のセカンドハウスにお招きいただきました。
それは阿蘇五岳の根子岳を望む素晴らしい環境の中にありました。
織り機や紡ぎ車を置いて市内から織りを楽しみに通われているとか、、
それから、私の「手織り工房を開いて指導者になってください」コールが始まりました。
とても指導者に適任な方なんです。
あれから準備を進めて手織り工房 和(なぎ)スタートです。
工房開きは手織枠を使った「ミニマット織り」ワークショップを計画されました。
そして最初は自分の大切なお友達を招いて一緒に楽しみたいとの事。
私も応援に行きましたが必要な無し、、上手に指導されていました。
きっとここから手織りの楽しさが広がっていくんだなぁと思う良いワークショップでした。
私も暫くは応援したいと思います。
これからの冬の間は雪が多くて通いにくいとの事。
春になったらもう一回一緒にワークショップができたらいいなぁと考えています。
もし近辺にお住まいの方が居られましたらよろしくお願いします。