翔工房
Sho Textile Factory

工房の日々dairy note

工房の日々

私の職業は手織

Workshop,School,

今年も茜染めの原毛を紡いでいます。
そろそろ9月も終わり、怒涛の10月が迫ってきました。
もう今の時期糸紡いでいる場合じゃないとは思うのですが、なぜか落ち着く茜仕事です。

今日はお約束の地元の中学校へ講話をしに行きました。
家と学校しか知らない子供に、職場体験を通して、自分の将来の職業について考えるきっかけにしてもらう授業です。
昨年に続き2回目です。

織物を仕事を選んだ理由
仕事の内容
仕事のやりがいや苦労
生徒につけてほしい力  など

昨年は手織のマフラーや服などを持っていきましたが、今一手織りについて理解してもらえなかった気がしたので、今年は卓上の織り機を持っていって実際に織ってもらうことから。
良い感じに興味を持ってくれたようです。

私から見れば孫みたいな子供達。
真剣に聞いている子もいれば、あくびしてる子もいたりして、、可愛かったです。
私も授業中あくびばかりしていたことを思い出してほっこりしました。

教室には入れない子もいて廊下から話を聞いていた子もいたのですが、織り機には興味が出たみたいで、織る順番の列に並んでくれて織ってくれました。

織物が、特に私がやっているような手織りが職業として成り立つかというと難しいところですが、こんな仕事もあるんだよというくらいの講話でした。

けれど同じ話を生徒を入れ替えて2回もするのはきつかったです。
先日の裁縫教室の写真も載せておきます。
みんないい顔してるから。
ピンクシャツの女性は6月に綿紡ぎの会で知り合った方です。
遠方よりご参加いただきました。

左端のNさんは久留米絣の括り糸で織った布をお母さん用に縫いました。娘が織った布で、娘が縫ってくれたパンツを履けるなんてすごいことですよ。

私は2本目なので裏地も付けましたよ。
だいぶ先生に手伝ってもらいましたが、差し込みポケットも付けられるようになったし、自分ではかなり上達した気がしています。
しかも生地はホームスパンです。
前からパンツにしたいと思っていたのがやっと叶いました。

今年は10月1日が最後の裁縫教室です。
まだ1名お席があります。
手ぶらで参加できますのでご一報ください。開発されて舗装された道ばかりになった中にポツンとお釈迦様のお堂。
時が止まったかのように佇むほんのちょっとの空間に癒されます。
掃除道具がお堂の裏にぶら下がっているのが可愛くて。
朝の散歩道で。

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